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森永邦彦と「ANREALAGE」 前衛であるということ [ファッション]

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服は芸術である。


服は芸術である。
己の感性を、価値観を表現するための場として、
キャンバスやスクリーンに勝るとも劣らず。
デザイナー、森永邦彦の作る服からはそんな主張が聞こえてくるようだ。
「変色する服」や「サイズが変わる服」…。
彼の作る服はいつも常識を一笑に付す。スポンサードリンク




アバンギャルドであること。


アバンギャルドとは言葉通りには前衛という意味である。
前衛はいつも道を切り開く。
時代の先頭に立つ。
かつてコム・デ・ギャルソンが「黒の衝撃」で欧米を震撼させたように。
マルタン・マルジェラが「脱構築」によってファッションの常識をまったく覆してしまったように。
そして、新しい道はいずれ、一度通った道へと変わる。
黒ずくめファッションは今では定番の一つとなった。
マルタン・マルジェラの示した、ラグジュアリーとストリートの融合は、いまや各ブランドの常套手段である。
もしかしたら、森永邦彦の実験的手法もいずれ、当たり前のものとなるのかもしれない。
温度を保つ服。
くうきを表現する服。
彼が提案したそんな服が、いずれストリートを当然のような顔をして歩く時が来るのかもしれない。
そしてその時、彼は本当の前衛となる。
前衛の名は、ただ先頭にいるだけではなく、その後ろに道を残して初めて冠されるのだ。



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