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蔵王山、噴火はいつ?火山活動の予兆続く… [科学]

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蔵王山、いつ噴火?


山形県と宮城県の県境に位置する蔵王山で火山活動の予兆が相次いでいます。
昨年の八月に初めて火山性微動が観察されました。
今月になってから、湖面の白濁も見られたそうです。
蔵王の御釜といえば、綺麗なエメラルドグリーンの火口湖。
そこが白濁しているということで、地元住民の間では不安が広がっているようです。
また、傾斜計の観測によって、山頂が2mm膨らんでいることが判明したそうです。
普段ならありえない火山活動の予兆が三つも重なったということで、噴火の可能性ありとして警戒が続いています。スポンサードリンク




蔵王山噴火とその被害


蔵王山は過去、江戸時代や明治時代に噴火した記録が残っており、活火山として現在も活動していると見られています。
蔵王山の火口湖は先述の通り綺麗なエメラルドグリーンの水がたまっています。
噴火が発生すれば、その水に溶岩が触れ、大規模な水蒸気爆発が発生することが考えられます。
また、御嶽山の噴火でも発生したような噴石、火山灰の噴き出しによる被害も十分警戒が必要です。
もしも噴火が雪のある時期に発生すれば、火山泥流が起きることも考えられます。
火山泥流とは、噴火によって雪が溶け、それによって火山灰などが山の斜面を滑り落ちる現象です。
水分を多く含んでいるため、流れ落ちるスピードはとても速くなり、時速は百キロを超えることもあります。
そのため、麓の町に大きな被害が発生することもありえます。
それだけでなく、その際に山にいた場合、流下物によって押し流され、命の危険に晒されることも考えられます。
以上のようにもし噴火が発生した場合、御嶽山と同様、あるいはそれ以上に危険であるかもしれないので、十分な注意が必要でしょう。

過去の噴火は?


蔵王山は活火山であり、ほぼ20年おきに噴火を繰り返してきました。
1230年の噴火では噴石を生じ、多数の被害を出したとされています。
他に1867年の噴火では洪水を起こし3名の死者が出ています。
ただ、近年は1940年の小規模な噴火を最後に顕著な活動はありません。
しかし火山という巨大な自然現象にとって60年という時間はほんの一瞬にすぎません。
多数の予兆が観測されている現状、いつ噴火するかわからないという危機感を持って、蔵王山観光のプランを立てる必要があるでしょう。




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